◆経営学視点で見る珈琲 Part1

 

◆Part1. カフェは特定顧客への展開で広がった 

歴史として浅い「カフェ」としての文化。では何故このように拡がりを見せたのか?

ただ「コーヒーが美味しいから」と言う理由では無いようです。

 

イスラム圏から来たコーヒー

「カフェ」はフランス語のコーヒー

カフェオレなら、「牛乳(レ)入りコーヒー」

となります。

 

17世紀後半に「コーヒーを飲む」という文化が

商人を介してイギリスに伝わります。

当時のコーヒーは非常に苦味と刺激が強く、

お酒とは違う大人の飲み物として紳士たちに受け入れられました。

ロンドンやパリで最新流行のお店としてカフェがは始まり、

ロンドンでは3000件以上

パリでも数百件と熾烈な競争でした。

この当時のカフェは現在のように

友人と(もしくは1人で)ただコーヒーを飲む場所ではありません

仲間内で情報交換や関係を構築するような

社交の場所でした。

 

特に、パリのカフェはお店の名前から

そこに通うお客さんの職業、価値観が特定される程

生活や性格と濃厚な関わりを持つ「つながりの場」としての役割を持ちました。

常連客が共有する話題は、カフェのカラー。

カフェ毎の特色を示すものとなりました。

政治

パリ最古のカフェ「ル・プロコープ」は政治とゴシップの場

政治家や政治家志望の若者がターゲットでした。

ルソー、ヴォルテール、ベンジャミン・フランクリンが有名どころでしょうか?

フランス革命の時代にはロベスピエールやナポレオンも通っていたといいます。

 

 

芸術 

「カフェ・ゲルボア」には「印象派」発祥の地として有名です。

1869年、エドゥアール・マネを中心とした若い芸術家達が木曜夜に集まって

芸術論を交わすようになりました。

モネ、セザンヌ、ルノワール、ドガ、シスレーなど

著名な画家達がここで大きな影響を受けました。

彼らは1874年から独自の展覧会を開催します。

後に「第1回印象派展」と呼ばれます。

この時、30人以上の画家によって160点以上の作品が出展されましたが、

「印象派」として名を残せた者は10名足らずであったとされます。

「カフェ・ゲルボア」のターゲットは、新しい芸術を求める者達。

 

 

そのバリューはそこに行けば同好の士達と思う存分に真剣な「雑談」を交わせると言うことにあったのです。

 

経営として見る

以上にあげたように、黎明期のカフェは特定のセグメントに

絞ったビジネスの展開を行うことで市場規模を急拡大してきました。

 

経営の中では、「ターゲティング」は重要と言えます。

「ペルソナ」と言う、非常に具体的なお客様像を描き、

その像にあったお店のスタイル、雰囲気、商品提供などを行う手法です。

 

 例えば、

・27歳 一般企業に勤める独身男性 名前は 珈琲 三太郎

・年収は400万程度で車は持っていない。

・趣味は読書、好きな小説家は伊坂幸太郎

・物静かな雰囲気であまり大きな声では喋らないが、気の合う友人とは話し込んでしまう。

・休日はカフェに行き読書、気分転換に散歩をする。

 

こんな風に設定し、お店を開業する前であればこの人にあった店づくりをする

 

・車のない人が来れるように公共交通機関の駅近くにする。

・少し暗めな店内で手元を照らす読書ライト

・カウンターとボックス席がある

・文庫本を多めに店内に配置する

 

 

 

上に挙げた、それぞれのターゲットを引き寄せるような施策を組むことで

その狙ったお客様を引き寄せることができます。

 

これはどんな事業形態でも応用が効く方法として有名です。

是非、あなたの事業にあった「ペルソナ」設定してみませんか?

 

迷ったら『contact」からご連絡ください。

一緒に考えてみましょう‼︎

 

Instagramではまた違う観点からコーヒーに焦点を当てています。

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