世界で注目されている、ベトナムのコーヒー。
今後、どのように変わって行くのでしょうか?
目標は大きく
ベトナムのコーヒー産業は、2030年までに輸出額60億ドル(約6800億円)の目標達成に向け、課題が山積している。ベトナムコーヒー・カカオ協会は「生産量と品質、付加価値のいずれも改善が必要」と述べ国営ベトナム・ニューズが報じた。
同国のコーヒー豆生産量は、1991年が世界全体のわずか1%だったものの、2018年には生産量と輸出額でブラジルに次ぐ世界2位、インスタントコーヒーなどに使用されるロブスタ種では世界1位となっている。
加速する投資
キリンホールディングスや海外投資家は、ベトナムでコーヒー豆を栽培する農園に対する支援を拡充している。
土壌の栄養管理など持続可能な生産手法について細かく指導し、農園の持続可能性を推進する国際認証機関の認証を取得するのを支援している。
2021年中にこれまでの2倍にあたる700カ所の農園に対して支援をした。
国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)への消費者の関心が高まるなか、持続性に配慮した商品の需要が伸びると見込んでおり、持続可能な農業を推進する国際認証機関「レインフォレスト・アライアンス」から農家が国際認証を得られるよう後押しする施策をとっているコーヒー豆を安定的に収穫し、過度な農薬の使用を減らすほか、経営の安定した小規模農園を増やし、品質の高い原材料を安定的に調達できる幅を広げてる。
打撃
しかし、30年に1度ともいわれた深刻な干魃に見舞われるなど、気候変動の影響がコーヒー豆の生産に影を落としている。特に生産国各国に比べコーヒー産業が発達して間もないベトナムには大きな打撃となった。
また、ベトナムコーヒー・カカオ協会によると、今後1600平方キロのコーヒーノキを植え替える必要があるが、主要産地の中部高原地域でも進捗(しんちょく)状況は思わしくないという。
こうした中、同協会はベトナム産コーヒーの輸出額を現在の約30億ドルから60億ドルに倍増する目標を立てている。実現のための命題として、ブラジルに次ぐ世界2位の地位の確保と、インスタントコーヒー製造や焙煎技術など加工面の改善の2点を挙げた。
同会長は「生産の量と質を高めるには、巨額の資本と総合的なソリューションが必要だ」と指摘した。こうした加工分野への投資が増えるほど、目標輸出額への達成が早まるとしている。
日本での素敵な取り組み
東京都内の有名店「ライトアップコーヒー」はベトナムの農園と連携してコーヒーの木のオーナー制度を始めた。
オーナーには農園内の4本の木が割り当てられ、2カ月に一度、豆300グラムのコーヒーを自宅に届けられており、生産者などとのオンラインイベントも開いているそうだ。
年3~4回開くオンラインイベントではコーヒーに関する情報交換や農園主とのコミュニケーション、希望者は収穫期に現地を訪れて収穫体験もできる。
これぞ「From seed to cup」ここまで産地と消費者が身近になる企画は国内で他にない。
東南アジアのコーヒー事情、中国の雲南なども大きく産業として動いており
個人的にも今後の動向に目が離せない。
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