昨今、自宅にいる時間が長くなり、コーヒーを飲む機会が増えると思います。
そのひと時を上質にする「“美味しい”コーヒー」に欠かせない「3つの注意点」を紹介します!
今回はドリップコーヒーに焦点を当てて解説します!※フレンチプレス等は別の記事で紹介予定
1.新鮮なコーヒー豆
2.挽きたてのコーヒー
3.いれ終わったら混ぜる!?
順番に解説していきます!
1.新鮮なコーヒー豆
バリスタ目線では「新鮮なコーヒー豆」である事が一番大切です。
ご自宅の冷蔵庫、奥の方に「冷蔵庫の“肥やし”」になっているコーヒー豆はありませんか…?
実はコーヒー豆、食品でありながら食品衛生法で定められた期限はありません、それはどれだけ製造から時間が経ってしまったコーヒー豆でも「学術的には健康的被害が認められていない為」です。故に様々な大手コーヒーメーカーでは、期限を1年と定めていますが、実はあまり根拠はありません。
しかし、美味しさや味という点では「焙煎から1ヶ月で味が落ちる」のが現実です。
スーパーやコンビニ、雑貨店などで販売されているコーヒー豆は焙煎された日時が明確でない場合がほとんどです。
自宅で少しでも「美味しいコーヒー」に近づけるには自家焙煎店などのコーヒー屋でお買い求めいただくのが確実ですね。
2.挽きたてのコーヒー
「1.新鮮なコーヒー豆」がクリアされていることが前提の内容です!
コーヒーは焙煎中の化学変化で香り<アロマ成分>の放出を始めます。豆<粒>の状態であれば空気に触れる面積が小さいので、放出は緩やかですが「コーヒー豆を挽いた/粉砕した」瞬間に豆の内部に残存していた香りの約70%が飛散するとされています。
つまり、どんなに高価なコーヒー豆を買っても、豆の売り場で挽いてしまえばその時点で30%程度の価値に下がる、と言うことです。また飲むまでに時間がかかれば、さらに香りは飛散していきます、悲惨ですね。
つまり、豆のまま持ち帰って、コーヒーをいれる直前に挽く、これに限ります。
贅沢を言いますと、コーン式<コニカル刃>のグラインダーが良いです…詳細は別の記事で紹介します!
3.いれた後に混ぜる!?
※フレンチプレスやサイフォンコーヒーは例外となります。
バリスタは無意識に混ぜてます、でもコーヒー教室とかでは全く話しません。本当に無意識なんだと思います。
この動作、とてつもなく大事なんです。
コーヒーを「淹れる」、と言いますが本質は「抽出」です。
ドリップコーヒーの場合、サーバーやカップへ一番最初に落ちた液体と最後に落ちた液体では、コーヒー粉に触れている時間や温度が違うので成分や濃度が大きく変わります。
濃度が変わるということは、比重が違います。 濃度の高い最初の液体は下に溜まり濃度の低い液体は上に載ります。つまり、混ぜずに一番最初に飲むコーヒーは薄く、最後まで残る底のコーヒーは苦く濃いのです。
この「混ぜる」という簡単な行為、とてつもなく奥が深いんです。
まとめ! 新鮮なコーヒー豆を淹れる直前に挽いて、落とし終わったら混ぜる!! 以上!!
いかがでしたか? なんとなく聞いたことのある事も、理由が解れば必要性が少しわかっていただけたのではないでしょうか。
おうちバリスタからプロバリスタまで幅広く使える、コーヒーに関する疑問や知識を理論的に解説していきます。
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では、またコーヒーを片手に皆様をお待ちしております。


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